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【NV200】車内キャリア完成

こんばんわ。

夜になりましたが、結構暑いですね。。。もう10月なのに。

さて、長らく色々と検討してきましたが、無事、車内キャリアが完成しました。

当初、カーメイトのクロスライドシリーズ サイドバー NS103を装着して、これにTERZOの車室内キャリアバー スマートバー ベーシックタイプ EA600HGを2本装着してスキーを載せようとしていましたが、NS103の取り付け具はファイバーグラス製のため強度が低く、更にNV200のネジ穴が後方に偏っていたので、前方が強度不足でぐらつき、更に天井との隙間が狭くて板を1本ずつ積む必要があるため、スキー積載は諦めて単にバーがついているだけという状況でした。

 写真はEA600HGを取り外した状態です。

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この取り付け具がプラスチック製なので、割れて脱落するリスクがありました。スキー板が突然落ちてきたら結構危険です。(汗)

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そこで色々と取り付け金具を物色して、結局同じカーメイトの補修部品として売られているロッドホルダー補修パーツZSP16ホルダーを購入しました。これはNS103についている取り付け具よりも若干天井との隙間が稼げますし、何より金属性なので強度が段違いに強いです。

カーメイト公式通販サイト⇒https://item.rakuten.co.jp/carmate/zsp16/

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右がNS103の取り付け具、左がZSP16です。ご覧のように中が金属なので強度が違います。

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殆ど形状は同じです。

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 まずは気休めですが中身の金属部品に錆防止のクリヤーコートをします。

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 ボディへの傷防止とネジ穴の段差解消のため、Φ6-25のSUSワッシャーをかませて、SUSネジで取り付けます。私は基本的に全ての金属部品は可能な限りSUSにするか、SUSが無い場合はクリヤーコートをして使うようにしています。

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相方の部品は最初にサイドバーに挿入してから取り付けます。

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互いを組み合わせてカバーを取り付ければ完成です。

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さて、無事取り付けられましたが、このままでは前方の部分が取り付け具無しですので、かなりぐらつきます。そこで丁度天井のライニングを取り付けるブッシュが近くにあるので、このブッシュを外したところΦ6孔でした。そこで”ちょっとナッター”(笑)

この製品は孔にカシめることでナットを作るものです。Amazonで購入しました。

これを使って天井にナットを作ります。まず、ブッシュをエーモンの内装剥がし具で取り外します。 

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ドライバーでも出来ますが、内装を痛めるので専用工具をオススメします。

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ブッシュを取るとこんな感じです。

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”ちょっとナッター”はこんな感じの17の六角ナットと六角ボルトでナットになる金属パーツをこの孔にカシめることでナットを作ります。

 まず六角ナットに六角ボルトをねじ込み、更に先端に”ちょっとナッター”をねじ込みます。

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これでメガネレンチと六角レンチで締め込むことにより、”ちょっとナッター”を六角ナット側に潰していきます。

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ちょっと画像が悪いですが、試しに作ってみました。”ちょっとナッター”の全長が短くなっているのが判ります。これでカシめる部分が蛇腹のように潰れることで、実際には天井の鉄板を挟み込んでナットが装着されます。

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出来ました。これでこの孔はM4のネジになりました。

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次にここに先ほど取り外したNS103の取り付け具を活用するための金具を作ります。材料はホームセンターで売っているL字SUSアングルと、内装の厚み分のM5ナット(M4だとねじ込み時にナットが締まってしまって、”ちょっとナッター”のねじ込みに支障があるので、わざと一回り大きいものを使います)、SUSのM4ネジです。

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これを天井に取り付け、これに先ほど取り外したNS103の取り付け具を取り付けます。バッチリ良い位置で装着できました。これでこの部分は天井からも保持されますので、少し強度が増しました。

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これだけですと、元々天井の鉄板の強度がそれ程高く無いのと、この部分の取り付け具が樹脂製ということもあり、若干の不安がありますので、先ほどのTERZOのEA600HGを若干切断して短くし、NV200の運転席と後部座席の間にあるバーに取り付けることで支柱替わりにして強度アップを図っています。

この際に車体側のバーは若干太いので、バーを締め込むロングボルトが合いません。そこで市販のSUSのロングボルトを力業で湾曲させたものを使っています。

これでかなりの強度がある室内キャリアが完成しました。

EA600HGにはダイソーで売っている乳幼児のぶつかり防止用のクッションを被せることで滑り止めにしています。

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写真はありませんが、実際にスキーとストックを積載したところ、助手席に座る人の頭に当たることも無く、185cmの板まで無事積載出来ました。積載した時も強度はバッチリでぐらつくこともありませんでしたので、これで今シーズンは広い室内で着替えをしたりランチを食べたりすることが出来そうです。

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