こんにちは。
今日はJALのtricoというコミュニケーションサイトで話題になったスタッドレスシューズについて書いてみたいと思います。
JAL trico⇒ はじめての方へ (jal.com)
①スノトレ・スノーブーツ
昔は雪国に行く時にはスノトレというハイカットの合皮スニーカーが一般的でした。靴底は若干凸凹している程度で凍結路面には全く対応していなかったと思います。
今でもスノトレという名称で多くの靴が売られています。有名アウトドアブランドのものも多いです。しかし多くは雪には対応しているけど凍結路面には弱いですので、滑って転ばないようにしたいというニーズに合うものは少ないです。
海外では余りスタッドレスタイヤの進歩が無いのに、日本は異様に凍結路面に強いタイヤが数多くあります。これと同じで海外では雪対策重視なんでしょうか?
有名ブランドで見た目がオシャレなものが多いので、そちらを優先する方には良いかもしれません。
②収納式スパイクシューズ
そしてその後はカカトに収納式の金属スパイクがついている靴が出てきました。一見便利そうでカカトのグリップは良いのですが、建物や地下道、電車に乗る時などに収納する必要があり、収納しないと逆に滑るだけでは無く、床を傷つけますし、音が煩いという問題があります。又、この手の靴底はつま先側のグリップが弱いものが多いです。
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③スタッドレスシューズ
そして今はスタッドレスシューズが一般的になっています。これは靴底がスタッドレスタイヤみたいになっており、凍結路面に対応している靴のことです。
実店舗ではABCマート、コープさっぽろ、靴流通センターなどで良く見かけます。たまにイトーヨーカドーなどでも特集で売られていることもあります。
一番メジャーなのはホーキンスのアイステックでしょう。靴底は完全にスタッドレスタイヤです。経験上凍結路面に圧倒的に強いです。ビジネスシューズからトラベルシューズなど様々なものがあります。
※北海道ではハイヒールの底をスタッドレスにしてくれる靴修理屋さんもありますし、スタッドレス底のハイヒールやパンプスも売られていますよ。
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靴流通センターでも色々なものがあります。こちらも経験上、圧倒的に凍結路面に強い靴底の商品が多数あります。
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コープさっぽろやイトーヨーカ堂などでよく見かけるTOPASというブランドの靴も、経験上強力なグリップ力がある製品が多数あります。
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これらは通販でも買えますから、雪国でなくとも購入可能です。是非転ばぬ先の杖ということで、滑らない靴を買って快適な雪国旅を楽しんで頂きたいと思います。
さて、ここから先は実際に私が持っている靴を例に、滑らないものと意外と滑るものなどをご紹介したいと思います。
まずビジネスブーツタイプのものです。これは地面から4cmまで防水です。雪想定なのでエナメル仕上げの革を使っています。(普通の革靴だと染みてきますので)
この靴底は見た目以上に強力な凍結路面でのグリップ力があります。カカトが減った場合は張替も可能ですが、東京では張替用のパーツにスタッドレス底が無いので、張り替えるとグリップ力が落ちてしまいます。。。( ;∀;)
これも同じタイプの靴底、エナメルのビジネスシューズです。
これはTOPASの雪用ブーツ。サイドファスナーなので着脱が楽です。
ちょっと汚れているので判りづらいですが、セラミック配合かつ、スタッドレスなので本当に滑りません。この靴は北海道に行く時にいつも履いています。
これはコロンビアの防水透湿シューズ。これは滑る靴の例です。
一見、グリップが良さそうに見えますが、この手の靴底は凍結路面では全くグリップしませんので、ご注意ください。
これはモンベルの登山靴です。結構、羽田空港で北海道行きの便のお客さんに登山靴を履いてくる人がいますが、全く凍結路面では通用しないので危険です。
こういう所謂ビブラム底は、まずゴムが固い上に、サイプが無いので思いっきり滑ります。本当に歩きづらいですし危険ですので止めた方が良いです。私も知識経験が無かった時にススキノの交差点を滑走したことがあります。(汗)
こういう滑り止めは今でも売っています。金属ピンがあるのでグリップ力はありますが、着脱が面倒ですし、何より「私は観光客です!」というアピールになりますので、オススメしません。ススキノでは客引きを引きつける効果があります。(^^♪
さて、如何でしょうか。知っているのと知らないのでは雲泥の差がありますが、価格も安いことですし是非雪国に行く前に通販で滑らない靴を買って快適な旅をしてください。
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