引き続き呉ママチャリの旅をお送りします。
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前回の記事はこちら⇒
【旅】呉ママチャリの旅ー4(大和ミュージアムその2) - 日々イノベーション (hatenablog.com)
引き続き大和ミュージアムです。
ここからは魚雷、特殊兵器、ゼロ戦などの展示です。
床には回天の図面が描かれています。
まずは有名な93式酸素魚雷です。当時日本軍の魚雷は長射程かつ気泡が出ないという特筆すべき性能を誇っていたそうです。もし米軍のように大量生産されていたら、と考えてしまいます。
これは回天です。もし当時誘導技術があれば特攻をしなくて済んだと思いますし、ラジコンの誘導ミサイルも出来ていたそうですので、技術開発の重要性を痛感しました。
これは特殊兵器の海龍です。左右の魚雷を2発発射した後は特攻したそうです。
この実物は米軍の攻撃で後部が被弾したため、特攻できなかったものだそうです。
これは46センチ砲の砲弾です。
これは今で言うところの射撃制御コンピュータ。当時は機械式計算機でした。どのようになっているのか想像もできない位、複雑な構造です。
こちらはホンモノのゼロ戦です。実際にこの機体に搭乗された方の監修で復元したとのことです。
機銃のマガジンや酸素吸入用のボトルなどです。
こちらが機銃です。
火星星形エンジンです。航空機のピストンエンジンはOHVが一般的です。
ピストンとクランクの実物。
有名な話ですがゼロ戦は防弾装備が貧弱で、この機体も防弾ガラスは正面だけだったそうです。
館内から呉湾が見えます。この景色と館内の重苦しい展示との対比を感じます。
展示を見て改めて当時の技術力の凄さと、誘導技術が無かったばかりに特攻という手段に及んだことが対照的に感じられました。
このようにたった1つの要素が無かったことで、全てが崩れるようなことになってしまうのは、戦争だけでは無く様々なことで起こりえることです。
この展示は多くの教訓を教えてくれていると思いました。
大和ミュージアムを堪能した後は、噂の海自てっぱんカレーでランチにしたいと思います。(^_-)-☆
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