こんにちは。
半年の旅から帰ってきたので、まずはエキパイ・マフラーの錆対策から。
NV200のエキパイ・マフラーは鉄にメッキです。納車後すぐにバイク用の耐熱クリヤー塗装をしておきましたが、1シーズン冬を過ごしたら真っ赤々。毎回下回り洗車をしていましたが全くお話になりませんでした。
北海道で時々レンタカーを借りると下回りを見るのですが、意外とレンタカーのマフラーは錆が出ていません。何か処理をしているのでしょうか?
錆びたエキパイ・マフラーの錆を全て取ることは困難です。そのため錆が残った状態で耐熱塗装をすることになるのですが、すぐにポロポロと剥がれてきて、又真っ赤に錆びます。そのため現地では洗車した時に間に合わせで、錆置換剤として有名なサビチェンジャースプレー(水性)で錆止めをしていました。
|
このサビチェンジャースプレーは優れものでして、耐熱性能は全然無いので焦げて茶色になるのですが、錆はしっかりと黒錆に置換してくれます。それでも又錆は発生してきます。錆以外の場所に掛かっても透明なので目立ちませんし、水性なので多少濡れたままでも処理出来ますから、下回りにうってつけです。
今回はもう一つの錆置換剤で有名なサビキラー(水性ハケ塗)のシルバーを使って錆置換処理を行い、乾かした後にクレの耐熱スプレーで塗装し、アイドリング15分で焼きつけしました。(本当は1時間位走行)
|
サビキラーで処理した後です。遠目に見ると結構綺麗なのですが、ハケ塗なのでムラが目立ちます。
まだ赤錆のようでもありますが、サビチェンジャーで処理した後に焼き付いて茶色になった感じです。
この上をこれで塗装します。耐久性は微妙ですが安いので愛用しています。
|
耐熱塗装後です。やっと綺麗になりました。1時間乾かしたら15分位アイドリングで焼きつけます。その間に車用掃除機で車内を掃除。旅の間も何回か掃除機を掛けていましたが、やっぱり小石が沢山出てきました。エアコンの吹き出し口なども綺麗になりましたよ。
|
メッキの網線はマフラーの静電気を取るためのものです。効果はどうでしょうか?(^^♪
ついでに目についた下回りの錆を錆チェンジャーで処理したり、クレのシャシーブラック(水性)やソフト99のアンダーコート(乾くと厚みがある塗膜で保護効果あり)で処理しました。
このシャシーブラック(クリヤーもあり)は水性なのでゴム部品に掛かっても心配が少ないのが良いです。油性の方が耐久性があると言われますが、エッジになっているところや飛び石が当たったりしない限りは数年持ちます。価格が安いのも良いです。
|
昔の車はこのアンダーコートがされていることが多かったのですが、最近の車は省略されていることが多いです。私は新車で購入したら、これを大量に購入して下回り全体と袋になっているところ(サイドシルなど)に吹き付けてコーティングをしています。騒音の減少にもなりますし効果はかなりあります。
|
こういう作業をする時は、ジャッキアップして馬をかませることをオススメします。作業がやりやすいですし、何より安全ですから。決してジャッキだけで支えて下に入らないでくださいね。万一の場合に圧死ということもあり得ます。( ;∀;)
|
|
又、下回りの作業にはヘッドライトが便利です。これは面発光なのでとても明るく、車内のUSBソケットから充電出来ますから、電池切れの心配もありません。
|
同時に下回りを点検したら、リアサスのコイルについている保護チューブがちぎれているのを発見。まだ3年目で走行13,000km弱なのに酷いなぁと思いました。これまでの車で、ちぎれたことは1回もありませんでしたので、素材の質が悪くなっているでしょうか?
今回はマフラーメインなので、下回りの処理は目についたところだけにしましたが、次回、タイヤのローテーションの際にホィールを外して本格的に下回りの錆処理と必要箇所の再塗装を行う予定です。
#NV200
#メンテナンス
#マフラー錆対策
#下回り錆対策
#サビチェンジャー
#サビキラー