こんにちは。
久しぶりの投稿です。まだまだ暑い日が続きますね。これから暫くはJR北海道6日間パスを使った北海道一周の旅をご報告していきます。
以前にも記事にしましたが、JR北海道6日間周遊パス(定価27,000円)が現在、道の補助金により12,000円で販売されています。補助金終了次第、終了ということですが、来年の1/6まで使うことができます。(但し発売は使用開始日の一か月前なので、補助金が早期に終了してしまうと買えない場合もあります)
特急なども自由に乗ることが可能で、指定席は4回まで無料で取ることが出来ます。私は全部で6回指定席を取る予定にしていたので、指定料金が安い区間をクレジットで支払いました。予約はJR東日本のえきねっとで予め指定席のみ予約を入れておき、乗車前にみどりの窓口でこのパスを提示して発券することにより、4回分無料で発券することができます。
実際に行ってみた感想ですが、特急は比較的普通のお客さんが多かったように思います。しかし釧網線を筆頭にいわゆる「乗り鉄」の方々が多かったようです。しかも若手の「乗り鉄」が多かったと思います。
非常に良い企画商品だとは思いますが、結果的にこのパスを買う人が若手の「乗り鉄」に集中してしまっていることで、期待したような観光効果は出ていないのではないかと思いました。(彼らの傾向として出来るだけ得するように乗りまくるため、観光やグルメに時間を余り使わず、地元にお金が落ちにくいのです)
旅の途中で駅レンタカーの人に聞きましたが、JRがターゲットとしている顧客層は「大人の休日倶楽部」を使う富裕層高齢者だそうで、実際駅レンタカーの殆どのお客さんがそうだとのこと。つまり長距離は楽に鉄道で移動し、駅からはレンタカーで観光してもらうというコンセプトらしいのですが、実際にはそういった客層は少なく、駅レンタカーもどんどん廃止されているとのことでした。この切符も駅レンタカーが割引になるのですが、上記のように「乗り鉄」ばかりが購入しているので、駅レンタカーを借りることも無いようでした。マーケティングって大事だなと再認識しました。(私は長年マーケティングをしていますので、改めて勉強になりました)
次に続きます。
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