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【おうちトラベル】小樽天狗山スキー場は凄いところ

こんにちは。

お盆が終わりましたが、相変わらずの猛暑ですね。

今日は以前GWに行った小樽天狗山スキー場です。昔はGWにも滑ったことがありますが、やっぱり温暖化の影響で最近は3月末でも雪が怪しいです。

ここは2級取る位の頃から、1級、SIAゴールドを取って、その後も暫くの間通ったところです。10年間位年間一か月は滞在していました。

夜景が有名ですが、日中も景色は最高です。但し海の目の前なので雪質は重く、アイスバーンになることも多くありました。

ここは多くのオリンピアンを輩出しており、岡部哲也・吉岡大輔・佐々木明など早々たるメンバーが北照時代に滑っていたところです。何故天狗山なのかは写真を見て頂けると良く判ります。そう、ここで練習するとスキーが上手くなるんです。

スキー場HP:https://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/ 

 

まずは冬季は入れないファミリーの下にある駐車場からの景色です。冬場は名前の通りファミリー向けゲレンデのリフト乗り場に近いところです。

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ファミリーゲレンデは斜度5度も無い位でワイドです。多くの子供が滑っています。ロープウェイで登って、ここで滑って、ロープウェイで降りることも出来ますので、初心者でも小樽の景色を堪能できますが、ここの子供達はこの下の天狗山らしいバーンもガンガン滑っています。

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 ここからが天狗山の天狗山たるバーンになります。まず、旧コースです。(FIS公認で国体なども開催されます)ここは38度ありまして、スキースクール時代はここが検定&ポールバーンでした。北照高校もここで毎日のようにポールを張っています。

1回だけここからスタートするスキークロスに出たことがあります。何とか転倒せずにゴール出来ましたが、最初のテーブルトップジャンプは死ぬかと思いました。(汗)

ここで鍛えられたお陰で今はBCで超急斜面に遭遇しても全くビビらないようになりました。感覚がマヒしているだけですが。(笑)

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次いで新コースです。ここは40度あり、上部は非圧雪です。最近はパウダーの穴場として有名になりましたが、当時はここにコブを作ってプライズテストをやっており、今からは考えられない危険かつハードなことを平然とやっていました。

当時は雪が多かったので、コーチがあれこれ語っていたら、ロープウェイのゴンドラに頭をヒットされたという笑い話もあります。今なら事故扱いになりそうですが、当時は笑い話で済んでいました。

冬場でも観光客は来ます。私は滑ろうとしたら「ここは崖ですから危ないですよ」と観光客に言われたことがあります。(笑)

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 と、これで終わりではありません。次は「単なる藪だろ?」と言われそうですがジャイアントです。40度の林間コースになります。昔で言うところのウェーデルンが出来ないと入っても出れません。(!)

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ここが天狗山最大斜度のダイナミックです。42度ありまして、しょっちゅう亀裂が入って雪崩れるので滅多に滑れないレアなところです。昔はここをスクールのレッスンにて基礎板で滑ってました。今はファットスキーがあるので楽ですが、当時は本当に地獄絵図でしたね。

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天狗山の見どころは他にもあります。写真を撮り忘れましたが、天狗桜は韓国映画のロケ地でもあったので大人気です。

鼻なで天狗さんは鼻をなでると願いが叶うということで、スクール時代には皆検定合格を願って撫でてました。

この奥にリスと遊べるコーナーと、天狗山スライダーがあります。

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そして、もう一つの目玉は小樽スキー資料館です。入館無料。スカンジナビア発祥のスキーの歴史から歴代の小樽出身の日本人選手に関する展示があります。

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はい。もう説明はいりませんよね。ジャンプの船木選手の板です。

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アルペンスキーのレジェンド岡部哲也さんです。後輩の結婚式にて主賓でいらっしゃっていたところにお会いしたことがあります。

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次いで我らが大ちゃん、吉岡大輔選手です。今は全日本スキー技術選手権大会や国体で活躍しているニセコ町の名誉町民です。実はかなり長いお付き合いがあります。

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歴代の有名選手です。皆川賢太郎さんにはゴリンピア主催のレースでお世話になったことがあります。佐々木明さんは何度かお会いしていて覚えてくれているようです。

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皆川賢太郎さんです。

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大ちゃんです。

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本来なら、同じように佐々木明さんの展示もあるはずなんですが、ご本人曰くまだ引退していないから展示していないとのことでした。(今はビッグマウンテンスキーヤー&全日本マスターズという超レアな大会で現役です)

どうですか?小樽の穴場ですよね。スキー、ボードをやられる方は是非冬に来てみてください。但し、以前駅前から天狗山に行くバスの車内でカップルが下からバンビコースという正面のバーン(25度)を見て、「ねえ、ここ明日滑るところよね?」「うん、そうだよ、え、こんなとこ滑れないよ」、「ねー、あたし無理、どうすんの?」という会話をしていた位なので、そこは予めご了承の上、お越しくださいませ。(^^♪

では又。

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