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【スキー】コラボキャンプ

先週末はサロモンのスポンサードによるコラボキャンプに行ってきました。

このキャンプは15年位前から開催されているスキーテクニカルキャンプで、主催者は国体や技術選で活躍しサラメシにも登場した佐藤栄一さん(Aちゃん/A1:えーいち)と元トリノオリンピックGS代表で国体や技術選で活躍し技術選優勝3回の吉岡大輔さん(大ちゃん)、サロモンチームの不整地専門コーチでさのさかフリースタイルスキースクールの祓川貴広さん、技術選で活躍中のSAJデモ&月山プロスキースクールの高橋知寿さんと豪華4名の講師。

大ちゃんとはトリノの翌年から、Aちゃんとはその翌年からのお付き合いで、祓川さんは大ちゃん、Aちゃんに紹介されてお世話になるようになりました。知寿ちゃんは前回のキャンプからです。

 

Aちゃん:A1さいず (ameblo.jp)

大ちゃん:吉岡 大輔 | Team Goldwin | Goldwin - ゴールドウインブランドサイト

祓川さん:祓川貴広 Takahiro Haraikawa | Facebook

知寿ちゃん:高橋知寿 | GASSAN PRO SKI SCHOOL

 

私は初日祓川さん、二日目Aちゃんでした。

 

会場は志賀高原一の瀬スキー場です。この季節は公共交通機関のアクセスが悪いのでお昼の新幹線で出動します。

既にオーバーツーリズムになっていると思います。外国人だらけです。そして後ろの席のフランス人家族の子供が着席早々繰り返し私の座席を蹴りまくるため、にこやかに「Excuse me, don't kick me.」と言ったところ、英語は判らないらしくポカーン。母親がひたすら謝って以後は平和でした。

よくインバウンドのマナーの悪さについてネットでアップされていますが、殆どの場合酷い目に逢っても我慢して後でブツブツ言っているだけです。彼らは日本人とは文化教育風習が違います。文句を言われないと何をやっても大丈夫なんだと考える人達なのです。いきなり怒鳴る必要はありません。迷惑だったら迷惑だと意思表示しましょう。勿論「白い目で見る」は通じませんので、ちゃんと伝えることが大事です。

本来、ここは日本なので日本語で文句を言えばOK。相手に言葉が通じなくてもジェスチャーなどで意味は通じます。相手が外国人だからと言って相手の言葉に合わせる必要はありませんし、こちらが合わせることで「日本人は俺たちよりも下なんだな」と誤解されることにもなりますから、英語などで話しかけるのも考え物です。

私は英会話というか欧米人との会話が面白いので英会話を習い、IELTS8.5までになりましたが、いつもこちらから英語で話しかけるのは考え物だなぁと思っています。

さて、この日は昼食がまだだったので社内でお昼ご飯です。この後チキングリル弁当を頂きました。

外国人の殆どが軽井沢で下車しました。多分G7の外相会合があったので、軽井沢が海外で知名度が上がったためでしょう。私は長野で長電に乗り換え。

長電の改札前には地元の個人が出品しているお店があり、清算は改札で行うようになっています。

長電の楽しみと言えば旧小田急LSE特急ゆけむりの展望席なのですが、この日は大失敗作として有名な旧NEXのスノーモンキーでした。

長電は各社の中古車両で運営しています。右は東急です。その他営団地下鉄もあります。耐寒耐雪性能があるのは意外ですよね。(^^♪

もう座席はボロボロです。(+o+)

何故大失敗作なのかと言うと、飛行機を真似た蓋がある荷物入れが使いづらいのと、座席がリクライニングしない上に、中央を向いて回転出来ない固定式だからです。その中央の座席は向かい合わせで真中にテーブルがある4人掛け。そうです。現役時はこの席になると知らないお客と向かい合わせになりますし、車両の半分は後ろ向きなので海外旅行に行くor来日したお客さんにとっては「何じゃこりゃ?」となる訳です。

インバウンド復活により長電には大量の外国人が来ています。この日も半分以上は外国人でした。彼らの目的は日本人とは異なりスノーモンキーパークなのです。日本人からすれば猿を見るために日本まで来ることが理解出来ませんが、何故か外国人は異常にこのスノーモンキーパークに執着するのだと、志賀高原の定宿のオーナーも言っていました。

それにしても日本に観光に来て散財する位のお金を稼げている人達が、行先の状況を調べもせずに来るというのは日本人的には解せないです。それだけお金が稼げる知的レベルがあるなら、こんなパンフレットは不要だと思うのですが。( ;∀;)

車窓からはりんごの花が沢山見えました。

終点の湯田中駅です。ここでビックリしたのは改札前が昭和の温泉地のようになっていたこと。多くのホテルや旅館の方々が旗などを持ってお出迎えに来ていました。そしてお客さんは全て外国人。大量の外国人がそれぞれの宿の送迎車で消えていきました。そして奥志賀高原に行くバスに乗ったのは日本人4名。外国人がいなくなると駅前は閑散になりました。

湯田中や渋の温泉街はかなり斜陽化しています。そこに猿ブームで外国人が大量に来ているため、日本人は更に敬遠するようになりました。全国どこでも見かける風景ですが、又いつかコロナ過の二の舞のようなことになったり、中国人買い漁りで日本が中国のモノになって行くことになるのでしょうね。( ;∀;)

渋温泉を過ぎるとお客は私と週末で下宿から帰ってきたと思われる一の瀬のどこかの宿の子供の2名だけになりました。これは発哺温泉に行く道のスノーシェード。もうボロボロですし宿の多くは崩れています。これは志賀高原の他のエリアの大規模ホテルも同様で理由は耐震強度が無く建て替える必要があるためです。

そんな志賀高原の中で定宿は耐震強度があるため、その分の予算を他に使えるのでとても繁盛しています。(^^♪

宿にとうちゃこです。ここはAちゃんの後輩の家でもありますので、いつも良くして頂いています。お風呂は人工温泉ですが広いですし、設備も色々整っています。又、よくある大規模ホテルの悪い面は無く、修旅も受け入れている割に細かい気配りがされていますのでおススメです。普段このブログで宿は紹介しないのですが、ここに泊まるのはキャンプの時だけなので、紹介しても泊まれなくなることは無いため、紹介します。('◇')ゞ

ホテル一乃瀬⇒

www.shigakogen.jp

但し昨今インバウンド客が増えており、この日もインドネシア人家族がいました。部屋割りで離れたところにしてくれたので余り影響はありませんでしたが、レンタルスキーなどの担当の方が「いきなりスキーするから道具を貸せと言われたけど、初めてで何も知らずに言われるのはなぁ・・・」と仰ってました。上記のように日本に家族出来てお金を使える位稼げる知的レベルがあるはずなのに、何故か日常行動は日本人から見ると「〇〇じゃないの」と言うレベルなのは本当に驚きます。又、予想通り土足で畳などに上がっているようで、畳が擦り切れて酷いそうです。(-"-)

 

このホテルの標準的なお部屋です。この他に洗面台とウオッシュレットトイレ、電気ポットなどが常備されており、廊下にアメニティや食器、製氷機、流し台が用意されています。

行掛けにモルツの6本パックを買ったら付いてきたグラス。本当にクリーミーな泡が立ちました。(^_-)-☆

この日の晩御飯は長野駅MIDORIにある中華弁当屋さんのお弁当。このお弁当屋さんは本当に美味しいです。タイミングが良いと割引になっていることもあります。

夜はこの後、全日本代表として何度も世界マスターズに参戦している友人と軽く飲みました。何と同宿の別のキャンプに92歳の現役アルペンレーサーの女性が参加しており、知り合いとのこと。ギネスにも載っているそうです。( ゚Д゚)

翌朝は快晴。

このホテルの最大の売りは食事が良いこと。これが朝ごはんです。

天気は良かったのですが、午前中は雪が完全に氷になっており、かなり厳しい条件でした。初日はコブトレーニングだったので本当に大変でした。('◇')ゞ

私が基礎スキーで使っているのは、このブーツの旧モデルです。WCモデルの場合は1級以上位の足前の方にピッタリ。WCでは無いモデルなら2級受験位から使えると思います。トルク値は普通の大人男性なら110か130だと思います。

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SALOMON サロモン スキーブーツ S/RACE2 130 WC 23-24 モデル
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私が使っているのはこれの旧モデルです。これは本当におススメ。究極のスニーカー。どんなバーンでも楽で判りやすい。2級位からプライズ、技術選レベルまで対応できます。


 

ストックはキザキを使っています。一番良いのはグリップの形状です。兎に角操作性が良いです。


 

お昼ご飯はこれ。ツナマヨは翌日のお昼に持ち越しました。

午後はこんな感じであちこちのコブでトレーニングしました。祓川さんのキャンプは「マジック」と呼ばれており、だれでもその人なりに閃くものが得られます。私はこの日ついに閃きまして縦に滑れるようになってしまいました!(^^)/

晩御飯です。お椀の一つはキノコ汁。もう一つは蕎麦です。志賀高原の宿の殆どには調理師や料理人がいないそうで、冬場の農家のお母さん達が調理しているため、家庭料理しか出来ない人が作っています。そのため「志賀高原の宿の食事は~」と言われる原因になっているとのこと。ここはちゃんと料理人がいるので本当に美味しいお料理を頂くことができますよ。(^_-)-☆

夜はコロナ過明けで久しぶりに懇親会もあり飲み過ぎました。('◇')ゞ

それでも翌朝の美味しい朝ごはんはガッツリ頂きました。

2日目も快晴でした。この日はAちゃんのシャープな滑りを体得する内容。完全な氷の急斜面で「切る」ショートターンをするのはかなり過酷でしたが、今回の班は私以外の全員がプライズクラス以上のハイレベルだったので、容赦無くガンガンでした。( ゚Д゚)

※撮影者がAちゃんと智寿ちゃんだったので、お二人は写っていません。

 

無事2日間のキャンプが終了し、急行バスで長野へ。この帰りのバスもスノーモンキーから大量の外国人が乗ってきました。予想通り車内でスピーカーで音楽を流したりと信じられない行動。車内では大画面でそういう迷惑なことはしないでくださいと表示が出るのですが、当然そんな表示はお構いなし。日本人は注意書きがあれば従いますが、外国人は己が酷い目に会わない限り止めないので、運転手さんが注意すべきですし、従わなければ無線で連絡するとか、警察を呼ぶなどの対応をすべきでしょう。本当に日本は甘いと思います。(-"-)

乗り換え時間が余り無かったので、駅蕎麦としては満点のナカジマ会館へ。ここもアジア人が大量に来ていてビックリでした。( ゚Д゚)

取りあえず小腹が満たせれば良いのでかけにしました。ここはかつお出汁が効いていて美味しいですよ。(^_-)-☆

帰りの新幹線のトナラーは大柄な中東系のおじさん。マナーは良い方でしたが体臭がきつくて辛かったです。(+o+)

今回、色々と閃くものが得られたキャンプでしたが、一方で既にオーバーツーリズムになっている現状に気が滅入りました。この先更に中国人団体客が加わると思うと辛いです。

諸外国はオーバーツーリズムや迷惑客を排除するためにクルーズ船を拒否したり、観光地への立ち入りを制限したりしています。日本政府ももっと日本人を大切にして欲しいなと思いました。(-"-)

 

次回は今シーズン最後のスキーと釣りの旅になります。