日々イノベーション

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【渓流釣り】色々癒された旅 Day4

引き続き”【渓流釣り】色々癒された旅”をお送りします。

前回の記事はこちら⇒

【渓流釣り】色々癒された旅 Day3 - 日々イノベーション (hatenablog.com)

この日はホームの別の川へ。こちらは大物がメインで有名な川です。

最初のポイントは何の特徴も無い流れですが、対岸近くに落として流すだけで全投ヒットする魚影の濃さ。大きさはそこそこです。これではここだけで終わってしまうので、1匹だけキープして全てリリース。贅沢ですが釣れ過ぎるのも面白く無いので次に移動です。('◇')ゞ

このポイントまでの道が結構厳しくて登りの急ターンや車ギリギリの倒木などがあり、特に帰り道は何度も切り返して苦労しました。('ω')

次は支流の過去何度も大物が出たポイントへ。ここには野生動物の監視カメラが設置されていますが、釣り人の通り道に設置されているので、殆どは人間が写っていると思います。('◇')ゞ

普段ならかなりヒットするのですが、この日は魚影が見えるもののそこそこ。

私が使っているのはこちらの中華製竿の10mのものです。まあ大体使えるのですが中華製なので検品して多少のリペアをしてから使っています。特にカーボンの割れや剥がれはチェックした方が良いと思います。(今回も剥がれを見つけてアロンアルファで補修しました:汗)


 

私が使っているウェーダーはこれです。このメーカーは防災や自衛隊でも使っているので信頼感があります。素材は薄くても強度があり、撥水性・防水性は今のところ全く問題ありませんし透湿性が高いので蒸れません。ソールはスパイク無しですが滑って転倒することも無くグリップ力は大丈夫。超おススメです。(^^)/


 

ブーツサイズが少し大きめなので、夏場以外は中にこういうものを履いています。真冬でも大丈夫ですよ。(^^)/


 

フローティングベストは本流で鮎釣りなどをしない限りは渓流ならこの程度で十分です。消耗品ですので余り高額なものでは無い方が良いと思います。但し国交省認定品ではありませんので、そこは自己責任となります。


 

秋~GW位まではこういうネオプレーンの指先を出し入れできるグローブが必須です。魚を掴んだりするので濡れますし汚れますので、中綿入りは使い物になりません。ネオプレーン一択になります。


 

夏場は指先が出ている薄手のもので十分です。意外と手の甲は日焼けしてシミになりやすいですし、岩や樹木を掴んだりケガの防止、蚊やアブ・ハチ対策にもグローブは必須です。


 

そして北海道どころか内地でも渓流釣りをするなら欠かせないのが熊スプレーです。これすら持たずに山に入るのは自殺行為。毎年釣り・山菜やキノコ採りの高齢者が熊にやられていますが、何の防衛策も取らずに入るのですから当然の結果です。皆さんは必ず持って行くようにしましょう。


 

そして本流のビッグポイントへ。ここでは狙い通り尺越えを数匹ゲット!時間は早いですが納竿としました。(*'▽')

まだ午前中ですが既にマッタリ癒しタイムです。(/ω\)

白いのはハーブ塩です。

食べ終わって片づけ完了した頃に自転車で昼休みの釣りに来た人に出会いました。このように北海道の里山川ではお昼休みの時間に晩御飯を確保しに来る人が結構います。都民としては羨ましい限りです。(*'▽')

さて、今回の旅の目的地のにゃんこ温泉を目指します。途中オンネトーで逆さ雌阿寒岳雄阿寒岳を見ることができました。(^^)/

普段は自分の予約が取れなくなると困るため宿の情報は伏せているのですが、ここは伏せても仕方無い位有名です。何しろ看板が肉球になってますし。(*'▽')

ここには以前他の宿もあり、ユースホステルも併設されていました。私は30年位前にオフロードバイク林道ツーリングでここのユースホステルに泊まったことがあります。当時のユースは網戸が窓についておらず真夏でも窓を開けれず、お部屋はボロボロ。トイレは男女の便槽がつながった和式、お風呂は洗い場さえない温泉だけという状況だったので二度泊まらないと心に誓いました。

しかしお宿の方は綺麗に改装されていて、ご飯が美味しくて、温泉最高、にゃんこ沢山という情報がネットに溢れていますので行ってみることにした次第です。

ところが1日5組しか取れないとのことで、飛行機のチケットなどと上手く日程を合わせる必要があるため、やっと1泊だけ予約が取れました。又、周囲20キロ位は何も無いので行くハードルが高いお宿です。('◇')ゞ

★大事なポイント:にゃんこ達は宿の中外どこにでもいますし、隙あらばお部屋にやってきます。食事の際にテーブルの上に上がったり、食事にちょっかいを出すことは一切ありませんが、お膝の上に載って来てマッタリする位はやられます。

そのためお客さんは最低限にゃんこ好きであることが必要で、厨房含めてにゃんこ達がいることを許容できる方のみお泊り頂いた方が良いと思います。但しお宿の皆さんはできるだけ清潔にすべく、掃除の徹底や各所へのプラズマクラスターの設置などご配慮されています。

この宿のポリシーに納得できず、現地やネットでクレームする方がいるのも事実ですが、それはカスハラ行為だと思いますのでお止め頂きたいなと思います。(宿泊当日に「私は猫という言葉を聞くだけでむしずが走るのよ!」と大騒ぎした中高年女性がいたそうです:泣)

建物の奥には温泉の沼のようなところに祠がありました。周囲は鹿の糞だらけです。

お宿の中です。宿泊棟から温泉棟までは長い廊下があります。

温泉にはスマホ持ち込み禁止になっていましたので、温泉の写真はネットで探してください。物凄い量の硫化水素泉がドバドバかけ流しで、30年前と同じく洗い場はありませんでした。その代わり小さい枠に温泉の蛇口と水の蛇口があって、そこをシンク代わりに体を洗うようになっています。シャンプーや石鹸はありませんので、持ち込みの必要があります。又、カランが無いのでシャンプーや石鹸を使っても数日は全身から硫黄臭がすることになりますので、それがNGの方は無理かなと思います。

その他、硫化水素が強いので窓を閉めることは本当に死を招きます。実際、以前隣にあった宿では浴室で硫化水素中毒にてお亡くなりになった方がいらっしゃいます。( ゚Д゚)

露天がありまして露天は加水無しで、浴室内は加水ありです。露天の男女仕切りは適当なので女性は見られてしまうことに注意した方が良いですね。

本当に野趣溢れる温泉が好きな方のみおススメできるお風呂なのです。

さて、お部屋に戻って来ました。お部屋には冷蔵庫もポットも無く、空調はヒーターのみ。窓は改装されていますが隙間から大量のカメムシとテントウ虫が入ってきますので、網戸が役に立っていません。これがダメな方は無理でしょう。私は隙間にティッシュを挟んで室内は持参の液体ベープで対策しましたが、翌朝大量の虫が落ちていました。( ゚Д゚)

ポットが無いのでチェックインすると保温ポットにお湯を入れて持って来てくれます。

温泉でリフレッシュしたので乾杯クラシック!です。ネット環境は良いのでワーケーションを挟んで晩御飯前にもう1回お風呂に入って乾杯クラシック!しちゃいました。('◇')ゞ

さて、にゃんこ達ですが、まだ1か月位の赤トラ子猫3匹、ネットで有名な黒ネコちゃんとシャムネコ系の雑種の父息子(どちらが親かは聞き忘れました)、子猫のお母さんネコ、物凄く大きくガッシリしたクロトラさんの7匹とモフモフすることができました。

子猫は甘噛みや手を抱え込んでのネコキックなど物凄く遊んでくれます。(*'▽')

子猫2匹のプロレス。

お部屋に戻って晩御飯までマッタリ。

お母さんネコの定位置はキャットタワーの上です。

晩御飯です。お値段を考えるととても良いと思いますし、地元のラワンぶきなど心遣いが感じられる内容です。そして白米が絶品でした。(^_-)-☆

食堂にもこんな感じで寛いでいる人がいました。(*'▽')

ご飯を食べているお客さんの浴衣で勝手に遊んでいます。お客さんの方も慣れたもので全く気にしていません。('◇')ゞ

何とお客さんの椅子の下でお母さんネコの躾が始まりました。('ω')

ネットで黒ねこちゃんが添い寝してくれたというのを見ましたが、私の場合はササっとお部屋に入ってきて占拠されてしまいました。('◇')ゞ

この2匹は父息子だそうです。人間だったら相当なワルですよね。( ;∀;)

で、父息子でお布団を占拠してお互いに毛づくろいを1時間位やっていました。お陰でお布団が毛だらけ・・・。何を話しかけても触っても完全無視です。( ;∀;)

最後にはグースか寝てしまいました。

このままだと自分が寝れないので、止む無くお二人にはお帰り頂きました。('◇')ゞその後は廊下のソファーの上で2匹仲良く寝てましたよ。にゃんこも人間と同じ生活時間で暮らしていると人間同様に夜寝るようになるそうですが、確かにここのにゃんこ達は夜ちゃんと皆寝てました。(*'▽')

帰宅してから気づいたのですが、次回行くことがあれば布団の端に移動させて添い寝してもらおうと思います。(*'▽')

温泉・ご飯・にゃんこと最高のお宿に癒されました。翌日はこの旅最終日。自宅へのお土産を確保すべくイワナの川を目指しました。