それにしても毎日暑いですね。我が家は4社のエアコンがあるのですが、そのうちパナのエアコンは設定温度を30℃にしても涼し過ぎます。余りに外気が暑いのでエアコンの制御が追い付いていない感じです。( ;∀;)
さて、リフォームして10年以上経つ洗面台の水道ですが、キュキュと音がするようになり、分解して掃除したらカスやら黒い汚れが沢山。。。。少し良くなったようだったのですが、続いて完全に締めても水漏れするようになったので、交換部品を買ってきて修理しました。
交換する部品は通常「コマ」と呼ばれるケレップだけで良いと思いますが、我が家のはスピンドルもやれているようなので両方交換しました。
これらの部品は通常の家庭でしたら規格品が使われていると思いますので、どのメーカーの部品でも大丈夫です。
修理したのはこの形の水栓です。お湯側は余り使っていませんでしたので大丈夫でしたが、水側の方を修理しました。
今回交換しませんでしたが、この透明プラスチック製のハンドルも規格品として売られています。
今回交換したのはこれです。スピンドルセット(左)とケレップ(右)です。近所のDCMホーマックに行きましたが、ケレップは2個セットしか売ってませんでした。
今回はスピンドル全体を交換しましたが、中だけも売っています。
これがスピンドルとケレップを組図的に並べた状態です。スピンドルは水栓と螺合して上下し、ケレップが水圧で浮いてくることで水が出る仕組みです。ケレップは回転せずに単に圧着と離合をするだけになっています。
見えない部分なので私はメッキ無しにしましたが、メッキ有りもあります。こちらはセット品です。
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こちらがスピンドル単体です。水栓自体に水漏れが無く、キュキュという音ならスピンドル単体を交換するだけで直るかもしれません。
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これがケレップです。ビックリする位安いですよね。
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東京でも三多摩地域などは寒冷地用にしておくと、大雪の日の凍結防止になります。
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私は交換していませんがハンドルを交換すると新品みたいに見えますよ。
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使う工具はこれだけ。上からプラスドライバー、ラジオペンチ、水工レンチです。意外と通常のご家庭には無いかもしれませんが、100均で売っているレベルのもので大丈夫です。
まず元栓を締めてから、ハンドル中心のキャップを爪か何かで外します。
プラスドライバーでプラスチックのハンドル中心のビスを外し、ハンドルを上に引っ張ると抜けます。隠れている箇所なので掃除が出来ないため、汚れや腐食がありました。
スピンドルのカバーを水工レンチで回して外します。
スピンドル本体が見えました。スピンドルは水を出す方向に回すと緩んで外れます。スピンドルの下にはケレップがありますので、ラジオペンチで中心をつまんで引っ張ると抜けます。若干ゴム栓が引っ掛かっている場合があります。古いものですと中で金属部品が割れて落ちている場合がありますので、外した後に残りが無いか確認しましょう。
私の場合はゴム栓とケレップ本体が別体のものだったので、割れたケレップ本体が残っていました。
ここまで分解できたら歯ブラシなどで中を綺麗にすると、ビックリする位のカスや黒い汚れが出てきます。私の場合はお湯側を緩めると水側から水が出てくるので、中に溜まった汚れを最後に水圧で出しました。
まず新しいケレップを入れて、その上から新しいスピンドルを締め込みます。そしてスピンドルのパッキンを通してカバーを水工レンチで締め込み、ハンドルを元に戻して元栓を開けて水漏れや水量を確認します。もし蛇口からの水漏れがあるようならハンドルを開けたり締めたりしてから締めてみてください。蛇口から汚れやカスが出てきて直ることがあります。又水栓からの水漏れはスピンドルのカバーを締め直すと治ると思います。
写真でも出てきたカスが写っていますね。
そんなに難しくは無く、正味5~10分位で出来ます。これを「即修理!」などと謳っている「マグネット水道工事屋(ポストにマグネットクリップの広告を入れる悪質業者のことで、マグネットクリップをポストに入れる業者には絶対に連絡してはいけません)」などに頼むと数万円請求され、適当な工事で直っていないこともありますので、是非ご自身で出来るようになりましょう。
部品代は格安ですので、予めスピンドルとケレップを買っておけば、突然の水漏れの際にご自身で即修理が出来ますから慌てずに済みますよ。(^_-)-☆