日々イノベーション

グルメ・スキー・車・旅・アウトドア・DIY

【渓流釣り】初めての南十勝へ Day2

引き続き”【渓流釣り】初めての南十勝へ”をお送りします。 

前回の記事はこちら⇒

【渓流釣り】初めての南十勝へ Day1 - 日々イノベーション (hatenablog.com)

朝ごはんをつけていなかったので、4時起きで温泉に入って質素な朝ごはんを頂いて速攻出動しました。渓流釣りをするようになると早起きになります。('◇')ゞ

ずっと道東道と広尾道を走って清流として有名な某川の支流へ。

 

私が渓流釣りで使っているフローティングベストはこういものです。所謂中華製ですが渓流なら十分だと思います。縫製もまあ値段相応で使いやすいですよ。(^_-)-☆


 

餌がメインなので、延竿はこういうものを使っています。最低でも7.2mは無いと支流の小河川でもポイントに届かないことがあります。できれば9m位あると便利ですが9mの竿を操作するのは意外と難しいです。('◇')ゞ


 

渓流釣りは藪や枝を避けたり、登ったり下ったりと登山同様に手を使うことが多いので、グローブは必須です。虫対策にも有効ですよ。

私が使っているのは正にこれです。ベルクロが内側にあるので引っ掛かりにくくて良いです。又指が出るところもちゃんと当て布で縫製されているのでしっかりしています。同じものはDCMでも売っています。おススメです。(^_-)-☆


 

私が使っている熊撃退スプレーはアメリカの森林レンジャーが制式採用しているもので、12mの飛距離があるものですが、同じものは今出ていませんでしたので、同等のものはこいうものになります。ハチアブバズーカを最初に見た時は何じゃこりゃ?と思いましたが、ベアスプレーも本当に使えるものはこういうデカイものです。これはホルスターから出して使いますが、出来ればホルスターの開口部に噴射口を向けて腰の横に装着し、噴射口が前を向くようにしておきます。安全ピンを片手で外してそのまま握れるように繰り返し練習しておきましょう。そうすればカバーを外したり、手に持ったりしてあたふたせずに速攻で噴射できます。噴射しようとして下を向いて確認していたら間違いなくその間にやられます。( ;∀;)

※航空機は機内持ち込みも、手荷物預けも出来ませんので注意しましょう。そのため北海道にはレンタルしてくれるところがありますが、ハッキリ言って〇ったくりの価格です。私が北海道に装備一式を入れた車を置いている理由の一つにベアスプレーを常備出来るメリットがあります。


 

見るからに良さそうなのですが、この日は月曜日。経験上、月曜日は釣れないことが多いです。理由は週末にガンガンやられていて魚がスレているためです。この川は水が綺麗過ぎて魚からこちらが見えてしまうため、直ぐに魚影が逃げていくのが見えます。しかも大物ばかり。残念無念です。(+o+)

場所を変えて巨大砂防(魚止め)の上に来ました。コンクリートとの境目が深場になっていることがあるので、トライしてみたところ、Q様(ウグイ:針を外す時にキューと無くのでQ様と呼ばれています)が掛かりました。こんなに綺麗な川で魚止めの上でQ様ですか~と落胆しましたが、しつこくやっているとヤマベとニジが釣れました。この日は早めに宿に行きたかったこともあり、ここで納竿としました。

河原に降りれるかなと思いましたが、いきなりの崖になっていました。危ない危ない。

南十勝は日高とは異なり海側に昆布干場が少ないので海に出られる場所が多いです。又、湿原や汽水湖も多いので熊の心配が少ない良い場所が沢山あります。

稀に見る最高のロケーションでした。(^_-)-☆

久しぶりのヤマベは美味しかったです。(^^)/

今晩の宿である大樹晩成温泉にやって来ました。こちらは温泉の建物です。

そして温泉の隣にはキャンプ場。勿論海が見えますし太平洋から登る朝日が拝めます。トイレは簡易トイレなのですが、料金は温泉入浴料+利用料=1,000円と格安ですので、ライダーが多いですね。今回見た限りではとても静かで皆さんマナーが良い感じでした。

大樹晩成温泉⇒

www.town.taiki.hokkaido.jp

宿は元々学童や合宿のための施設ですが、多分利用率が低いので一般にも開放するようになったものだと思われます。今は民間企業が代行しているので、少しづつ改善してきているようです。(トイレはウオッシュレットでしたし、外壁の補修工事もしていました。又、お部屋には冷蔵庫や新しい換気扇もついていました。)

ロビーにはトレーニングマシーンがありました。

予想外の調理実習室も。

バリアフリーのお部屋以外は2階にあります。懐かしい感じです。

宿泊料金が安い割にはこういう気配りがされています。

今回2泊したお部屋。窓から太平洋が一望できます。広いお部屋でも料金が変わらないのが良いです。(^^)/

但し良い点ばかりではありません。エアコンが無く昭和の扇風機のみなので、今回連日の酷暑にはきつかったです。

そして最大の問題はこの網戸。網戸にする位置を間違えると隙間から大量の虫が入ってきます。又、禁煙なのですが網戸には咥えタバコで開けた穴があり、ここからも虫が入ります。1泊目は網戸の位置を間違えたので隙間から本当に膨大な量の虫が入って来て大変でした。部屋や布団の上が虫だらけ。普通の人は無理だと思います。

私はアースノーマット押すだけのような部屋にチュとスプレーする殺虫剤を使っているのですが、それによっていきなり天井方向から落下してくる蛾などに驚愕しました。又、宿にも各部屋にキンチョールが常備されていますので、こちらも大活躍でした。

2拍目は網戸の位置を隙間が出来ない側に変更したので虫の量は激減しましたが、それでも網戸を通過してしまうブヨのような虫は素通りで入って来て、ノーマットの効果で落ちてくるという・・・。布団に乗る度に手で払っていたら、虫がうず高く積もってしまいました。(+o+)

外壁補修の際に是非窓の改修もお願いしたいです。<m(__)m>

この宿に宿泊すると温泉は入りたい放題です。宿泊者限定の朝風呂もあります。この温泉は超高濃度ヨード泉として有名です。簡単に言えばイソジンのお湯なのです。お陰で殺菌効果抜群です。

ちょっと温泉に入るだけで汗が止まらない位、物凄い良いお湯です。ブヨに刺されて腫れたところや湿疹が出来ていたところもかなり良くなりました。そしてお約束の乾杯クラシック!(^^)/

今回予め熊情報を調べてきました。これは広尾警察署の資料ですが、バッチリ晩成温泉にも⑬の出没記録があります。

「詳細は一覧を確認ガウ!」って誰が考えて承認したんでしょうね。宿の管理人さんに聞いたら「そんなん、確認なんて出来ないべ」だそうです。('◇')ゞ

今回は2泊とも夕朝食付きにしました。食事は温泉の建物にある食堂で頂きます。結構人気があって、外来入浴やキャンプの人達もここで食べているので、宿泊客だからと言っても席が無いことがあります・・・。( ;∀;)

席が無い時は隣の休憩室に持って行って食べてもOKになっています。もう昭和感半端無いですが、外人カップチャリダーさんもスッカリ馴染んでジョッキビールやソフトクリームをお替りして寛いでいました。(^_-)-☆

晩御飯です。お刺身はカツオ・マグロ・ホタテ・ボタンエビ・サーモン。天ぷらはサツマイモ・ナス・大葉・エビでした。それぞれ2つづつあるので結構なボリュームです。フルーツはライチでした。ご飯などはお替り自由です。

ここは全て注文してから作るので、天ぷらは揚げたてでしたし、お味はまいうーでした。しかし繁盛しているため出てくるまでにかなりの時間が掛かっていました。

基本的にお刺身盛り合わせ+天ぷら盛り合わせになっているようで、2泊ともその中でのアレンジになっていました。勿論、普通に食券を買って食べても良いですし、レギュラーメニューも美味しそうだったので、次回は食事無しにしてレギュラーメニューを食べてみようと思っています。

外に出ると綺麗な夕焼けでした。キャンプ場利用と同じ料金を支払えば駐車場での車中泊も出来るため、連日何台かは車中泊をしていました。

折角お風呂入りたい放題だったので、この後もう1回お風呂に入って、プライムを見て寝ました。

虫の問題や酷暑のエアコン無し、温泉や食事の度に外を歩く必要があるなど、快適さとは程遠い点がありますので、誰にでも勧められる宿ではありませんが、私は長年ユースを利用してツーリングしていたり、汽車泊や駅泊で旅をしていたので、この宿がとても気に入りました。釣り場に近いのも良いですね。(^_-)-☆

※温泉のスタッフさんも「安いからと言って、ここを選ぶ人は合わないですし、そうい方は客層が余り良く無いことが多いですね。大樹町に用事があるとか、ここが好きという方じゃないと。」と仰っていましたが、本当にその通りだと思いました。

因みに帯広駅からは数十キロありますので、帯広駅前に泊まれなかったからと言って、安さなどでここを選択すると大変なことになりますので、そういう方は止めて置いた方が良いと思います。