引き続き”【渓流釣り】秋の日高・十勝周遊”をお送りします。
前回の記事はこちら⇒
【渓流釣り】秋の日高・十勝周遊 Day1,2 - 日々イノベーション (hatenablog.com)
朝4時起きでパックご飯を食べて出動。ちょっと天気が怪しい感じです。波が高かったので黄金道路らしい光景になりました。
まずネットで見た某キャンプ場の隣の川をロケハン。完全3面護岸なので勿論釣れません。自然に対してこういうことをする行政の神経が判りませんし、これを自然だと思って喜ぶ利用者も悲しいです。(+o+)
ホウライマスが釣れるという某川へ。ところがドブのようなニオイがして当然ダメ。このドブのようなニオイの原因は牧場や畑からの汚染だと思われます。日高エリアはこういう川が多く、相当上流に行っても白濁しているところが沢山あります。特に競走馬エリアは冬場の方が釣りになります。
本州の川には20年位行っていませんので比較はできませんが、汚染は海に流れていますから、いつかは漁業に影響が出るなど取返しがつかなくなるかもしれません。道内河川の汚染について法規制するなどの対策が必要だろうと思います。
以前、イワナ爆釣だった川へ。最近の豪雨で魚が流されてしまったようでした。お陰で沢山あった牧場などからの産業廃棄物も綺麗に海に流れていきました。(+o+)
早々に本日の本命の川へ。今年は熊出没率が高いそうで、ついに車を停める場所に箱ワナが設置されました。しかし鑑札にも書いてありましたが小型の熊のようです。少しホットしました。('◇')ゞ
こんなに海から直ぐなんですけどね。箱ワナがあるということはリスキーでしたが、この日はここを逃すと後が無いので、ピーピー笛を吹きながら釣りました。
天候は時々前が見えなくなる位の豪雨でしたが、そういう日は熊が出てこないので天は我に味方したようです。(^_-)-☆
私が渓流釣りで使っているフローティングベストはこういものです。所謂中華製ですが渓流なら十分だと思います。縫製もまあ値段相応で使いやすいですよ。(^_-)-☆
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餌がメインなので、延竿はこういうものを使っています。最低でも7.2mは無いと支流の小河川でもポイントに届かないことがあります。できれば9m位あると便利ですが9mの竿を操作するのは意外と難しいです。('◇')ゞ
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渓流釣りは藪や枝を避けたり、登ったり下ったりと登山同様に手を使うことが多いので、グローブは必須です。虫対策にも有効ですよ。
私が使っているのは正にこれです。ベルクロが内側にあるので引っ掛かりにくくて良いです。又指が出るところもちゃんと当て布で縫製されているのでしっかりしています。同じものはDCMでも売っています。おススメです。(^_-)-☆
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私が使っている熊撃退スプレーはアメリカの森林レンジャーが制式採用しているもので、12mの飛距離があるものですが、同じものは今出ていませんでしたので、同等のものはこいうものになります。ハチアブバズーカを最初に見た時は何じゃこりゃ?と思いましたが、ベアスプレーも本当に使えるものはこういうデカイものです。これはホルスターから出して使いますが、出来ればホルスターの開口部に噴射口を向けて腰の横に装着し、噴射口が前を向くようにしておきます。安全ピンを片手で外してそのまま握れるように繰り返し練習しておきましょう。そうすればカバーを外したり、手に持ったりしてあたふたせずに速攻で噴射できます。噴射しようとして下を向いて確認していたら間違いなくその間にやられます。( ;∀;)
※航空機は機内持ち込みも、手荷物預けも出来ませんので注意しましょう。そのため北海道にはレンタルしてくれるところがありますが、ハッキリ言って〇ったくりの価格です。私が北海道に装備一式を入れた車を置いている理由の一つにベアスプレーを常備出来るメリットがあります。
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この日はこのような何ら特徴が無いところでもガンガン釣れました。
この川は海から200m位で魚が遡上できない落差工があって、ここで終わりです。今回は前回程大物は出ませんでしたが、アタリがあって餌だけ取られるということを繰り返しつつ魚との真剣勝負の末に釣果を得ることができました。余りに釣れなかったり、釣り堀状態のいずれも釣り甲斐が無いのは釣り人の勝手な思惑ですね。('◇')ゞ
豪雨の中、熊にビビりつつ気が付けば1時間でアメマス16匹。本当は他の川にも寄ろうかと思っていましたが、これ以上釣っても食べきれないので、この日はここで納竿。
海から直ぐなので日高昆布が川まで流れてきています。但しこの昆布を拾って持ち帰ると密漁だそうです。(-"-)
お気に入りの場所に着いた頃には少し天候が回復しました。
ここは汽水湖なので海が荒れていても穏やかです。沖合にカヌーがいました。
大自然に感謝して美味しく頂いた後に宿へ。ここは超高濃度のヨード泉で有名な温泉ですので、写真のように車中泊のキャンピングカーも多いです。
宿はかなり老朽化しており虫さんが沢山います。私的にはお気に入りなのですが、普通の人は色々と無理かなと思います。('◇')ゞ
換気扇はありますがエアコンはありません。網戸の状況は悪く、部屋のドアは鎧戸なので虫さんは入りたい放題です。
窓からは太平洋が望めます。今外壁工事中なので足場があるのはやむなしです。向かい側が温泉で、宿にはお風呂はありません。
ヨード泉に入って癒されてから地元のトマトを。何故か暑い日はトマトがビールよりも美味しいですよね。(^_-)-☆
トマトの後は乾杯クラシック!
この日も色々買い出ししてきたのですが、アメマス16匹でお腹いっぱいだったので、カツオのお刺身で終了となりました。解凍でしたがまいうーでした。残った食材は翌日に持ち越します。
翌朝です。今回からシステムが変更になりまして、朝食は無料の軽食のみとなりました。理由は町から20km位離れているので、朝食を用意するスタッフの確保が出来なくなったためだそうです。お陰で素泊まりにしていたのに無料で朝食を頂けました。(^^)/
メニューは固定で、例の炊飯器カレーとインスタント味噌汁、ふりかけ、梅干し、味付け海苔となっております。でも釣りの時は早朝パックご飯なので、それに比べれば十分豪華です。
はい。例の炊飯器カレーです。お味は結構まいうーです。
この日はふりかけカレーと味噌汁にしました。
朝ごはんを食べてから朝風呂へ。
大樹町は宇宙開発で町起しをしています。
大平洋からの朝日。本当に絶景なのです。
この日は10時から日本の再生医療を担う超VIPの先生方と大手クライアント企業さんを引き合わせするための重要なWeb会議が10時から設定されていたので、ワーケーションを準備。会議は超延長する程盛り上がりまして非常に良い結果になりました。
こういう仕事のスタイルが当たり前になったことは、私にとって本当にありがたいことです。
すっかり12時を回っていましたがやっと釣りへ。途中、中高の教科書に出てくるナウマンゾウ発掘の地に寄りました。駐車場はありますが何とも質素な展示でした。('◇')ゞ
前回ヤマベのアタリが沢山あった某川へ。何とこの日はヤマベでは無くアメマスとニジマスも釣れました。ニジマスが釣れたのはちょっと気になります。理由はニジマスはヤマベを食べて駆逐してしまうためです。今、道内でニジマスの拡散が進んでいますので今後が気になります。(ブラウンとニジマスは外来魚で本来は駆除対象なのですが、何故かニジマスは在来種扱いされているのが解せません:疲)
この川はこういう落差工が多いのですが、魚は何とか遡上しているようです。ここはかなり深くてアタリは凄いのですが、意外にも小物ばかりでした。
お気に入りの場所で遅いお昼ご飯。
この日はスタートが遅かったこともあり、アメマス、ニジマス、新子ヤマベでした。
今度はいつ来れるかなぁと思いながら絶景を眺めていると、ちょっとしんみりしますね。(/_;)
さて、お宿に戻って温泉に入って、昨日の残りのトマトを。
そして大樹町に乾杯クラシック!(^^)/
昨日全く食べなかったキムチをつまみつつ、
道産鶏のレンチン鍋を頂きました。
色々無事やり遂げた感があって充実した日高の旅でした。翌日はホームの十勝に向かいます。